【ディクメンを探せ!】プログラミングのいいところは、 人生を面白くするいくつかの要素が身につくところ。
2015.10.19
◆いろいろな経験をさせ、興味をもったことをサポートしてあげる。
それが親の仕事。
―最近流行のプログラミング教育についておもうことがあればお聞かせください。
やっぱり本人が楽しいと思うかどうかですよね。
私はファミコンを買ってもらえませんでしたが、かわりにPCは買ってもらいました。
小6か中1のころだと思います。なのでゲームはPCでやるしかなかったんです。
でも、そのうちいろんなことができるとわかってきて。
パソコン体験教室に参加して「Logo」という教育用言語をいじったり、
中学時代は打ち込み(音楽制作)にハマったりもしました。
だからいま、プログラムは作りませんが、それがどういうものかはわかります。
教わったわけではなく、好きなことだから自然と覚えたんですよね。
ですから、プログラミングの体験講座とか学校で教えるとかいっていうのも、
職業教育的にとらえないで、「楽しいよ」ってわかってもらうためのきっかけ作りとして
とらえるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
私のときに比べればプログラミングに触れる敷居はうんと下がっていますから、
あんまり難しく考えるのどうかとも思いますし。
―どんな大人になってほしいですか?
「人の役に立てる人間になれ」とか
「一人で生きていけるようになれ」といったニュアンスの話はします。
ふつうに自立してやっていって欲しいので、自分の存在価値というか
人の役に立つということの良さとか楽しさを実感できるようお手伝いを結構させて、
感謝をややオーバーに伝えたりしてますね。
それからお小遣いをあげるときに、社会ではお金がどうやってもらえるのかを伝えたり。
一緒に出かけることがあれば、いろいろなお店を見ては、そのお店がどうやって商売をしているかを考えさせたりもします。
たいてい「わかんない」とかいうくせに、
外では私が言ったことを知ったかぶりして話していたりもするそうです(笑)。
まぁ、わかっていなくても、繰り返し刷り込んでいくのが大事なんだと思っています。
世の中にはどんな仕事があるのか、どんな仕組みで動いているのか、とかは早いうちから意識させるようにしています。
―子育てにおいて、父親の仕事とは?
できなかったり、やらなかったりすることに
いちいち目くじら立てていても仕方がないな、と思っています。
だって、できなくて当たり前なのが子どもですから。
それに加えてゲームとか面白いものがたくさんあるし、僕らの子どものときより気が散ることも多いですし。
だから「自分だったら・・・」とは考えないようにしています。
食わず嫌いもあると思うので、本人の好き嫌いに関係なくいろいろな経験をつませることと、
興味をもったことに対してサポート結果的に失敗しても、それを嫌いにならないようにしむけしていくのが親の仕事だと思っています。
たいていはしばらくたって次の関心事に移っていくわけで、
期待をかけたときはがっかりすることもありますが、
世界は広いということで。その時できなかったことや関心がなくなったことも、
気づいたらできるようになっていたとか、こちらが知らないようなことまでよく調べていたとかありますしね。
―ゲームやデジタルデバイスにおおらかでありながらも、
デジタルはもちろん、社会や経済について考えさせている遠藤さんの子育ては、
やはり経営者ならでは、だと思いました!本日はありがとうございました。

