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【ディクメンを探せ!】生きる力が身に付くプログラミング教育を、やっていこうと思います。

2016.1.18

◆答はひとつじゃない。そこに向かって試行錯誤を繰り返せる人は強い。

―スクラッチのいいところは? 

一見すると無味乾燥な文字列であるコードではなく、まず視覚的なイメージからプログラミングにはいれる。そこですね。この経験だけでも小さいときに経験しておくと大人になってからコードをみても抵抗が無いと思います。だから、子どものうちから触らせるべきだと思うようになりました。
はじめはレゴみたいなものでブロックを積み重ねていけば何かしら動きが出るので簡単です。でも、「まず5歩動かし、次に右に3歩動かす、それをループ(反復処理)させる・・・」とか、たったそれだけのことをさせるにも順を追って考えるクセがつく。こういうクセをつけるのは既存の小学校の科目では難しいと思います。いまの教育業界で語られているテーマのひとつに「問題解決能力の育成」があると聞きますが、これに対して、小学3年生くらいからスクラッチなどを使ってプログラミングに触れていくことは効果が期待できると思います。
あとスクラッチは「プログラミングを覚えるツール」としてだけでなく、自分で簡単なゲームやプログラムを作ることもできます。これにハマっていって、「もっと高度なものをつくりたい!」と思った子はもう、スクラッチを卒業して実際にコードを書く作業に入っても、抵抗感はないと思いますね。

―プログラミング教育が通常の学校の勉強に与える影響については?

成績アップにすぐ効くとは言えませんが、ひょっとするとそれよりも重要な「多角的な考え方」「深い考察力」を身につけられるようになると思います。
プログラミングは同じ動きをさせるにしても、コードの書き方はひとつじゃないんですよ。だから、ある問いがあって、一旦答えにたどりついても、「あれ、もっと良い方法でもできるんじゃないか」と考えられるようになります。

私がいま教えているジーズアカデミーに集まる学生を見ているとそれを実感しますよ。
ここにはやる気があってとびきり優秀で有名な大学の学生も多いのですが、そのうちの少数ではありますが早く結果を求める傾向にあると感じています。頭が良いので先回りして効率よくゴールを目指し、うまくいかなければ直ぐにやり方を尋ねてきます。だから「決まってるものを作る」「用意されてるものを解く」のはものすごく早いです、その能力は大事なんですね。ただし、何も無いオリジナル、「無」のところから何かをつくろうとすると、まったく何も進まないとか、それかどこかでみたようなものができあがったり・・・、意外なところでつまずいたり、なんてことがよくあるんですよ。
一方で、ひとりでコツコツコツコツずーっとやっている学生はその逆です。一見、飲み込みはよくなかったりするのですが、自分なりに考えてはコードを書いて、ダメなら違う書き方をして・・・を地道にやっています。時間はかかっても試行錯誤をやめない。こういう学生は最後に「オオッ!」というものを作ったりします。

一見、試行錯誤の時間は無駄に見られるかもしれませんが、この時間が実は「重要」で、自身で考えてトライ・アンド・エラーを繰り返して、どうすれば良いのか?何が悪かったのか?を目で見て体験し、自分で答えを見つけ出す過程と経験、その体験がその後の成長に必要になります。
ですから、こういう学生たちをみていると「自分でまず考える能力」を早い段階で身につけさせることの重要性を感じます。これまで優秀な人材を輩出している学校は成績をアップさせることでなく、こういった能力を磨くような取り組みをしてきていると思うのです。それはプログラミングでなくてもできるということですが、このご時勢であれば、パソコンさえあればできる「プログラミング」教育も選択肢の一つであることは事実だと思います。

zakiyama003―そういった能力は大人になってから身に着けるのはちょっとタイヘンそうですよね。

そうなんですよ。訓練すれば開発されるとは思いますが、もはや能力というより「考え方」とか「クセ」のレベルともいえますからね。
ザッカーバーグは「子どもにプログラミングをやらせるべきだ。自分で考えて、手を動かして、何かを作る、問題を解決する。そんな能力を開発するにはプログラミングは最適だ」と言っています。私自身、聞いたときは当初、懐疑的でした。ですが、プログラミング教育を通じていろいろな学生や社会人と会うことになる一方で、自分の子どもの教育を考えるようになった今では、このザッカーバーグ発言の真意に近づいた気がしています。
幼少期のプログラミング教育のゴールのひとつとして、子どもの問題解決能力の育成というのはあげられるとおもいますね。
                ↓山崎さんはアパレル業界出身!?↓

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